1995年5月27日の日記より抜粋
時々、夜半に独り自分の人生を考えるときがある。
自分は学生時代、他人よりも真面目に勉強した。
女も遊びも無縁で会社に勤め、妻と恋におち
初めての恋愛、初めての結婚、初めての子供。
嬉しかった、報われたような気がした。
毎日毎日ぜんまいがまかれたように働けるのも、妻と○○(俺)がいるからだ。
今日、○○を寝かし付けてから妻と飲んだ。
妻は深く酔うと時折、昔の男の話をする。
どんな性格だったか、どこどこへ旅行したか、どんな体だったか顔だったか
悪気はないのだろう。明日になれば話したことすら忘れているのだろう。
でも俺は違う。俺は忘れないし、忘れられない。
俺の中には妻しかいないが、妻の中ではそうじゃない。
俺のぜんまいは妻がまいているのかもしれない。
妻の第一の人生は若いときに終わったのだな。たくさん遊んだし、たくさん恋愛した。
俺は、妻の第二の人生のためにぜんまいをまかれているのかもしれない。
おい、なんだよこれ
時々、夜半に独り自分の人生を考えるときがある。
自分は学生時代、他人よりも真面目に勉強した。
女も遊びも無縁で会社に勤め、妻と恋におち
初めての恋愛、初めての結婚、初めての子供。
嬉しかった、報われたような気がした。
毎日毎日ぜんまいがまかれたように働けるのも、妻と○○(俺)がいるからだ。
今日、○○を寝かし付けてから妻と飲んだ。
妻は深く酔うと時折、昔の男の話をする。
どんな性格だったか、どこどこへ旅行したか、どんな体だったか顔だったか
悪気はないのだろう。明日になれば話したことすら忘れているのだろう。
でも俺は違う。俺は忘れないし、忘れられない。
俺の中には妻しかいないが、妻の中ではそうじゃない。
俺のぜんまいは妻がまいているのかもしれない。
妻の第一の人生は若いときに終わったのだな。たくさん遊んだし、たくさん恋愛した。
俺は、妻の第二の人生のためにぜんまいをまかれているのかもしれない。
おい、なんだよこれ